ハラスメント推進対策室

自分でできるハラスメントへの対応


ハラスメントを受けたと思ったら

  • ● 自分を責める必要はありません。ハラスメントにあってもあなただけの問題ではありません。
  • ● 不快であるという意思表示をすることも大切です。ただし、それを言えなくてもあなたの落ち度とされることはありません。
  • ● 相手に不快だと意思表示ができない場合は、一人で悩まず、信頼できる周囲の友人や教員に相談しましょう。友達などの身近な人に伝えてもらうことやグループのリーダーなどに力になってもらうことも一つの方法です。
  • ● ハラスメントについて具体的にその事実(日時、場所、相手の言動、証人、あなたの対応、気づいたことなど)などを記録しておきましょう。証人になってくれる人がいれば、証言を依頼しておくこともよいでしょう。
  • ● 相手からの電子メールなどは必ず残しておきましょう。
  • ● 当室にご相談ください。

ハラスメントを見かけたら

  • ● ハラスメントを見かけたら、可能であればハラスメント的言動をしている人にすぐに注意をしましょう。
  • ● ハラスメントを受けている人に、一言声をかけて、その人の話をじっくり聞いてあげましょう。その際、「あなたも悪いんじゃないの」など相手を安易に非難したり、相手の同意なしに先走った行動はとらないことが大切です。
  • ● 頼りになる人に相談することや、当室への相談をすすめてください。
  • ● 自分がどうしてよいかわからないときは、当室にご相談ください。
    (第三者の方からの相談も受け付けます。)

ハラスメントの加害者にならないために

  • ● 自分なら気にも留めないようなことでも、自分と相手の受け取り方は違います。相手の人格や意思を大事にし、自分の行為を相手の立場に立って考えてみましょう。
  • ● 相手が不快に感じている、嫌がっているとわかったときには、その言動は繰り返さないようにしましょう。
  • ● 相手が抗議しないから「嫌がっていない」、と勝手に思い込むのはやめましょう。相手からいつも明確な意思表示があるとは限りません。特にあなたとの間に上下関係や力関係などがあった場合は、相手が明確な意思表示ができないことがよくあります。それを同意や合意または容認しているなどと勘違いしないようにしましょう。
  • ● 普段から感じたことや意見を言い合ったり、伝えることのできる風通しのよい環境づくりを意識しましょう。
  • ● 学内の言動だけではなく、学外で実施されるコンパや職場の歓迎会などでの言動についても学内の延長としてハラスメントになりますので、気をつけましょう。
  • ● ハラスメントに当たるような行為をしてしまった場合には、直ちに相手に謝罪するなど、相手との良好な関係の維持に真摯に努めましょう。
  • ● 自分の言動がハラスメントに当たるかどうか分からない場合や、ハラスメントをしたと言われて対応に困る場合は、当室に相談されることをお勧めします。